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【映画】王様とボク 菅田将暉初主演映画 特撮ファンにも気になるキャスティング






菅田将暉さん初の主演映画

小学1年生の息子を持つ親としては、ふらふらふらふら道を歩く姿に心は6歳のモリオ(菅田将暉)を上手に表現していると思いました。
6歳からずっと眠って教育も受けていないから、精神年齢が近い小学生の子どもたちと仲良くなります。幼い話し方は、もしかしたら事故の後遺症もあるのかもしれませんね。
子どもたちが通う塾に駿河太郎さんも先生役でチラリとだけ映っていました。

親にも見放され必要な手続きなどは祖母がしている様子のモリオ。
戸惑いながらも楽しく過ごしている様子です。
施設で暮らすモリオにミキヒコ(松坂桃李)は会いに行きます。

侍戦隊シンケンジャーのトノとブルーの共演

シンケンブルー(池波流ノ介役)で出演していた相葉弘樹さんも、相葉裕樹さんと改名しトモナリ役で出演されています。
トノとブルーの二人の幼馴染演技を見られるのはいいかなと思います。
ただ、トモナリはモリオに会いに行くことなく、無気力にゲームをして、後半なぜかトイレで泣いている不思議な役でした。会いに行けない不甲斐なさ?
彼なりの葛藤があったんだろうなとは思いますが、場面足らずといった印象です。
また、ミキヒコの中でも、浮気?や大学を辞めるなど気持ちに変化があったんだろうけど、もう少し丁寧に描かれていてもいいのになという感想でした。
一度では分かりにくいけれど、何度も見るうちに細かな演出に気づかされる映画でもあると思いました。

印象に残ったセリフ

ミキヒコのセリフの中で

人は守られてたっぷり時間をかけて大人になればいい
大人になるって誰かを守ることなんじゃないか
それは自分の大事な友達を守ること

大人になりたくない、なりきれない18歳の心の葛藤。
不器用なりに誰かの力になりたいと願い
モリオの成長を見守っていこうと決意します。

18歳頃は無邪気でただ毎日楽しくて、でも将来が心配で、もっと刺激が欲しくて
誰かを守りたくて、でも今の自分にはその力も無い・・・
それらがごちゃ混ぜに秩序無くグルグルしているような日々。

大人になるって自分はなんでもできる王様ではないと気づくことなのかな?・・・。
自分の無力さに気づきつつも歩いていくしかないんですね。
モリオ、ミキヒコ、トモナリのそれぞれのこれからを想像して切なくなります。

この映画に感じる場面のつなぎ方の突飛さも、理解不能と感じてしまうところも
子どもと大人のはざまで迷っている時に見たら印象も違うのではないでしょうか。

好き嫌いは分かれる映画ですが、それが青春のもやもや!
映画を通して青春を体感して欲しいと思います。

2017年5年後の菅田将暉さんと松坂桃李の共演作も『キセキ -あの日のソビト-』と見比べるのも楽しいですね。


キセキ -あの日のソビト-


気になる方は一度見てみて下さいね。

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