読み聞かせはしなくちゃいけないもの?
絵本を読むことが苦手な人もいる
絵本は読まなくても良いよ!!というツイートに共感のコメントがたくさんついているのを見かけました。読むのがめんどくさいと思ったことはあっても、読まなきゃいけないと思ったことがなかったので私にとっては新しい発見です。
絵本を読むことは義務?苦手なら頼ってもいい!
赤ちゃんに読み聞かせをしましょう!という子育て本の理想論に「読み聞かせはしなくちゃいけない」と義務のように感じているお母さんやお父さんもおられるのかもしれませんね。やらなくてはいけないものと、絵本の読み聞かせを負担で辛いものと感じながらするのは悲しいなと思いました。
読み聞かせをしなくてもいいと言われて、心が楽になる人もいる。
大事な視点だと思います。
大事な視点だと思います。
読む時間を作るのが大変なほど忙しいとか、もともと本を読むのが好きではないとか、本を読む習慣がない方もおられます。
親にとって絵本を読むことが苦痛だと、子どもにも伝わるので、親が楽しめる範囲で読んであげられたらいいのかなと思います。
私も読んであげるのが面倒に感じるほど疲れて眠いときはあるし、そういうときは「今日は読めないよ」と断ることもあります。
保育所や幼稚園、小学校でも今は読み聞かせをしているそうです。
お話を聞くだけなら誰からでも、ネット動画でもできます。
料理が苦手な人、掃除が苦手な人がいるように、読み聞かせが苦手な人は得意な人や物に頼っていいんだよ。と思います。
私は家事全般苦手です。
絵本を通して一緒に過ごす時間に価値がある
絵本はコミュニケーションツール
読み聞かせをするのが家族であることが、子どもにとっては大切だと育児の講演会で聞きました。その理由は、声やぬくもりを感じて安心するからといったところだったと思います。
つまりは、一緒に過ごして会話する時間に価値があるということなのかなと思いました。
読み聞かせは、絵本というツールを通して、短時間でも濃密なコミュニケーションの時間を作れるのがメリットの一つなのだと思います。
忙しい毎日、5分だけでも読み聞かせの時間を作ると子どもが落ち着いてくれるので、随分助けられました。
絵本以外のコミュニケーションも取り入れよう
絵本のメリットであるコミュニケーションの時間を作ることは、絵本ではなくてもできます。たとえば、体を動かすのが好きな人、歌を歌うのが好きな人、映画を見るのが好きな人。
基本的には親の好きなことに子どもを巻き込んで行けばいいのかなと思います。
サッカーが趣味なら一緒にサッカーをしたり応援に行くのを楽しめばいい。
絵本では得られない生の体験や人とのコミュニケーションは大切な経験です。
サッカー、ダンス、歌、絵、人生を楽しむことの選択肢の一つとして絵本を伝えられたらいいのかなと思います。
程よい距離感で
絵本を読むことは強制されることではなく楽しみで読むもの。毎日じゃなくてもいい。
短いお話でもいい。
子どもが読んで欲しい本を持ってきたら、その時は少しだけ付き合ってあげて欲しいなと思います。
程よい距離感で付き合っていけたらいいですね。