夏休みの自由研究の準備 大人にできること
昆虫採集、ロケットづくり、ガチャガチャづくり・・・息子は色々やりたいことがあるようです。
「これやりたい!!」「あれやりたい!」好奇心旺盛です。
やりたいことはいっぱいあるけれど、宿題として提出する形にするのは話は別。
1年生なので研究内容をまとめるのも初めてのことだし、ひらがなもようやく書けるようになってきたところ。書くのもゆっくりなので時間がかかります。
自由研究は好きなのに、書くことが多くて大変。
それで、嫌になって途中でやめてしまってはもったいないですね。
記録するために同じ内容を何度も書くような無駄な作業を減らして、
集める、調べる、考えることに集中できるようにしてあげたいと思いました。
昆虫採集では、見つけた昆虫の写真を撮って貼り、各昆虫の名前を調べようと思っています。見つけた場所や日付、調べて名前や特徴なども記入したい。
真っ白なプリントに各項目のタイトルを最初から書くのは大変です。
採集場所・採集日・調べたことなど、毎回同じ内容は印字しておき、穴埋め式や選択肢に〇をつけるようなプリントだったら楽に記入できるのではないかと考えました。
昆虫採集の方法
我が家の息子は、死骸を集めることを中心にしていますが、昆虫採集にはいろいろな方法があるようです。カブトムシなどはトラップを仕掛けておくと捕まえやすいようですね。・網で捕まえる
昆虫採集と言えば一番連想する方法ですね。
・光で虫を集める
夜行性の虫は蛍光灯などの光の紫外線に反応して集まるそうです。
・落とし穴を仕掛ける
プラスチックのコップなどを地面に埋めて地面を歩く虫が落とし穴に落ちるのを観察する。
・エサでおびき寄せる
バナナ+お酒を合わせた汁を木に吊るしておく。
書き込みプリントで楽々
夏休み前ですが、今は昆虫集めを頑張っています。街で見つけた昆虫の亡骸を集めて調べる研究です。
今回は、その内容に合わせたプリントを作りました。
昆虫採集・標本づくりのプリント
昆虫採集の研究記録に必要な情報がわからなかったので、『今森光彦の昆虫教室 とりかた・みつけかた』を参考にプリントに項目をまとめました。リンク
項目の内容は、採集場所・採集日(年月日入力、天気)・調べたこと(生き物の名前、参考図書)・考えたこと・感想。素人なりにあると良さそうな記録を作ったつもりです。
この用紙を必要枚数印刷し、写真を貼って、各項目を書き込んでファイリングしていく予定です。
昆虫はカタカナ表記のものが多いですね。
息子にとっては、苦手なカタカナを書くだけでも大変そうです。
考えたことや感想の項目横には、どんなことを書いたらいいか参考になりそうな言葉を添えました。
教わる先生がいると心強い
調べた内容が合っているかどうかを聞きに行く先生がいたらいいなと思っているのですが、今のところ目途が付いていません。学校の先生や科学館で相談する人がいないか検討したいと思っています。
昆虫についての知識は、NHK 夏休み子ども科学電話相談を聞いたり、質問を送ってみるのも勉強になりそうです。
(らじる★らじるで過去1週間分の放送を聞くこともできます。)
子ども相手なのでヒヤヒヤすることもあったり、大人も感心するような知識を持っていることに驚くことも何度もありました。
専門の先生方の話を聴いているだけで大人でも勉強になります。
標本づくり
街で見つけた動かなくなった昆虫を集めて標本にしたいと思っています。
昆虫を採集するときには、ポリ袋をポンポンに膨らませて入れて崩れないように気を付けていましたが、それでもつぶして型崩れてしまうことがありました。ガチャガチャのカプセルや虫かごがあると持ち帰りがスムーズにできますよ。
カプセルは、空気の穴が開いているので、生きている昆虫を少しの間観察するのにも役に立ちます。
標本箱には、無駄に立派なもらいもののタオルの箱が役に立ちそうです( *´艸`)
綿は、100円ショップで購入したふんわりキルト芯です。
標本は、ピンで留めるようですが、子どもは刺すのは嫌がっているようなので、どのように固定するか検討したいと思っています。
綿にひっかかるので、置くだけでもうまくいくかもしれません。
他にも、必要なものがあれば少しずつ追記していきますね。
参考図書
リンク
昆虫採集の記録と標本の作り方については『今森光彦の昆虫教室 とりかた・みつけかた』の本を参考にしました。
内臓を取り出す作業は、うわっとなりましたが、カラーで見やすく作られているので参考になります。我が家では、ピンで刺したりせず並べるだけになりそうです。
本格的な標本の作り方も掲載されているので、高学年の子どもにも参考になりますよ。
まとめ
夏休みの自由研究テーマは決まりましたか?お子さんはどんなことに困っていますか?
改善できることはありませんか?
最初から全部自分でやれ!と子どもができる範囲で頑張るのも一つのやり方かもしれません。
ただ、自由研究の面倒なところを減らしてやりたいことに集中できれば、もっとずっと良い研究ができるのならもったいないとも感じます。
大事なのは、何を疑問に思い、何を調べ、何を考えたか。
そこに注力できれば子どもは大人も驚く発見をする力があります。
そして、自由研究って楽しいって思えるはず!!
大人ができることがあれば少しだけ準備を手伝って、楽しく自由研究できるようにしてあげたいですね!
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