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1歳10か月イヤイヤ期を乗り切る方法

今回は、保育士の観点から娘のイヤイヤ期の関わり方について考えてみます。

ある日の出来事

娘をチャイルドシートに乗せようとするとエビぞりになって嫌がりました。
2歳近くになると本気で抵抗されると乗せられないレベルなんですよね。
様子を見ていると運転席に座りたかったようです。
内心「うわぁ時間かかる」と思いながらも、運転席に座らせ、子どもが何をしたいのか様子を見ていると、シートベルトをして欲しいと指差しをしていました。
シートベルトを締めてハンドルを持ったら、まだ履いていなかった靴下と靴を履かせました。
しばらく座ると満足したのかシートベルトを外して欲しいのジェスチャーをします。
その後、無事にチャイルドシートに移動してくれました。
やりたいことができて満足できたようです。

どうしてイヤイヤになるの?

自分でやりたいのに
自分ではうまくできない
自分なりの段取りを考えてあるのに、良かれと思って大人やお兄ちゃんがやってしまう。
これ自分がされたらどんな気分になるか考えてみて下さい。
大人でも職場でされたらイライラしますよね。
子どもながらに大人と同じことがしたい。
一人前に扱って欲しいという気持ちがあるのだと思います。
子どもの自分でやりたい、嫌という気持ちを尊重することが大切ですね。

かかわり方のポイント

待つ時間も大切 早目に行動する

忙しい毎日、1分1秒も無駄にしてないのに、早目に行動するなんて無理!!
もちろん待てない時は、「今は時間がないからごめんね」と強制連行になることももちろんありますが、5分でも子どものペースを大切に、待ってあげられる時間が持てると、子どもも満足して、大人もホッとできる時間になります。
朝は無理でも帰りだけ、平日は無理でも休みの日の半日だけでも、子どものペースで過ごす時間を意識してみませんか?
時間がかかった分は他のところで調整。その日くらいは、食事が手抜きになっても、お風呂に入らなくてもOKにしてます。

子どもはいつもの順番を守る 大人はいつもの順番にこだわらない

子どもは毎日同じことの繰り返しで安心します。
お気に入りの靴を履いて、同じ道を通って保育所に行きたい。
息子のイヤイヤ期にも、いつもと違う道で曲がっただけで大泣きされ泣き止まず、仕方なくいつもの道に戻ったこともありました。(数ヶ月続いたと思います。)
子どもなりのこだわりは、わがままに感じることもあるかと思いますが、秩序が崩れることを強く嫌がる年齢なのです。
モンテッソーリ教育では秩序の敏感期と言われていますね。
子どものやりたい気持ちを大切に、子どもが自分でできるようなサポートを心がけ、「手伝ってもいいですか?」「嫌なんだね。」と尊重する姿勢で接すると子どもも落ち着きます。
実際、イヤイヤ泣き叫びながら無理やり連れて行くのに時間がかかるのと、子どもが満足するのを待つのと比べたら、時間はそれほど変わらないことも多いと感じています。


逆に大人は、子どものペースに合わせているので待ち時間もでてきます。
例えば、子どもがひとりで靴を履きたがっている間、その時間で大人はスケジュールを確認する、上着を着る、景色を眺める等、できることもあると思います。
私はツイッターを見てますよ。
多少順番を前後させながら、5分なら10分なら何ができるか?隙間時間をうまく活用してみて欲しいと思います。




子どもも子どもなりに気持ちもプライドもある人間です。
希望を叶えることができないこともありますが、思いを受け止め応えようとしてくれた大人の気持ちは伝わります。
ひとりの個人として尊重する気持ちで接していきたいですね。

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